CLIP STUDIO PAINT PRO 公式ガイドブック
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レイヤーは透明な紙のようなもので、何枚でも重ねることができ、レイヤーごとに独立した絵を描く事ができる。
レイヤーの操作方法は以下の通り。
クリスタの参照レイヤーとは、特定のレイヤーを参照して編集を行うための機能。別のレイヤーに描かれた線画に沿って色を塗るなどの目的で使う。
参照レイヤーの基本的な使い方は以下の通り。
参照レイヤーを使ったメリットは?
Ctrlキーを押しながら複数のレイヤーを選択することで、複数の参照レイヤーを一度に設定することも可能。
合成モード(ブレンドモード)は、レイヤーに設定することで下のレイヤーとの色の重ね方を変更し、様々な効果を付けられる機能。
合成モードを設定するには、以下のようにする。
合成モードの種類と効果
合成モードを使ってできることは…?
レイヤーの表示・非表示を素早く切り替えるには?
ドラッグで複数のレイヤーを一括表示・非表示
レイヤーパレットで、一番上のレイヤーの目のアイコンをクリックし、マウスボタンを離さずに下にゆっくりドラッグすると、ドラッグした範囲のレイヤーを一括で非表示にできる。逆に非表示のレイヤーをドラッグすると、一括で表示できる。
Alt(Macの場合はOption)キーを押しながらレイヤーの目のアイコンをクリックすると、クリックしたレイヤー以外が全て非表示になる。再度同じ操作をすると元に戻ります。
Ver.3.0の新機能「レイヤーカンプ」を活用
2024年3月リリースのVer.3.0で追加された「レイヤーカンプ」機能を使うと、レイヤーの表示・非表示の状態を記録して切り替えられます。レイヤーカンプパレットで、表示・非表示の組み合わせを作成しておけば、ワンクリックで切り替えが可能です。
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アニメーション機能のオンオフでラフと線画を切り替え
アニメーション機能を使い、ラフと線画を別のフレームに配置する。ショートカットでアニメーション再生のオンオフを切り替えることで、ペン入れ中にラフの確認が可能。
色調補正レイヤーは、作成した色調補正レイヤーよりも下の階層のレイヤーに色の調整を行うレイヤー。
[編集]メニューから選べる[色調補正]と同様の効果がある。
色調補正レイヤーの種類には、[レベル補正]、[色相・彩度・明度]、[階調化]などがある。下にあるレイヤーに対して補正をかけるが、レイヤーマスクを使用して一部分だけに効果を適用することもできる。
色調補正レイヤーを使うメリットは、オリジナルの画像をそのままの状態で保てること。レイヤーを非表示にするだけで元の状態に戻せるので、補正のキャンセルや再調整が簡単。
色調補正レイヤーを直下のレイヤーにだけ効かせるには、色調補正レイヤーとその下のレイヤーを選択して「クリッピングマスクを作成」する。
1つのイラストを様々な色調のバリエーションに変更したい場合にも、色調補正レイヤーが活用できる。
色調補正レイヤーを使うことで、下のレイヤーの色調を非破壊的に調整でき、マスクで範囲を指定したり、クリッピングマスクで特定のレイヤーにのみ効果を適用したりできるのだ。
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